母苅山 751m


 母狩山は「ほかりやま」とよび、山名の由来は前九年の役で朝廷から派遣された源義家に敗れた阿部貞任・宗任兄弟が、先に落ち延びていた母を探した山とされています。

また母狩山の北には、兄弟が鎧を納めたと伝えられる鎧が峰(母狩山と金峰山の中間)があります。

この山の位置は朝日連峰から続く花崗岩を基盤とした摩耶山・湯ノ沢岳・金峰山の一角を成す摩耶山地です。

旧鶴岡市内から山形方面へ向かい国道112号線右手からの眺めは700mクラスの山並みとは思えないほどです。